にんにくの抗癌作用研究

にんにくの抗癌作用研究

１９９０年に米国国立ガン研究所によって「デザイナーフード計画」という計画がスタートしました。これは、癌を食事により予 防できるのではとの仮説をたて、膨大な量の疫学調査のデータを集め、予防に効果有る食品および食品成分約40種類をピックアップし、その重要度に合わせて、ピラミッド型の図を作ったのもです。
その、食品のピラミッドの頂点に位置するのが、にんにくです。
にんにくの抗癌作用の原因成分はアイリン、アリ シンを始めとしたにんにく特有のイオウ化合物だということが現在、特定されています。部位別ガンの予防ににんにくのどの成分 が効果的なのかという研究もなされているようです。これからのにんにくの知られざるパワーの研究成果に期待できるのではないでしょうか。

週刊朝日掲載『がん予防にニンニクが効くって本当か』レポート